家族で介護している人はまだ助けてくれる人がいるから救いがあると思います。実際に手伝ってくれなくても、そばに家族の誰かがいれば少しは話を聞いてもらえるのではないでしょうか?
自分以外の家族が介護老人だけだと本当につらいです。実際日々の介護があり、時間も移動も制限があるため、友人や知人に会う機会もほとんどなくなります。たまに介護人同士の集まりがあるようですが、そういうイベントはあまり表に出てこないです。またケアマネージャーがポンコツだと、施設に入れるときも自分で全部調べなければなりません。
介護老人が、まだ自分でトイレやお風呂に入れれば外に気軽に出かけることもできるでしょうが、それがダメになると介護人への負担はどんどん重くなります。
認知症の高齢者で元気で歩ける人は知らないうちに遠くの知らない場所に行ってしまうことも多いです。それも大変です。最近大都市では電車間の連結が増え、乗り換えなしで隣の県やもっと先の県の駅まで手軽に行けます。認知症の人が知らずに電車に乗れば遠くまで一人ででかけられるわけです。そうなれば迷子になった親族を探し、連れ戻さなければなりません。少し買い物に行くのも高齢者を残して出かけることができません。
介護して仕事したら、人付き合いしたり、趣味をやったりする暇はあまりありませんよね。
ここがつらいところです。ショートステイ使っても、罪悪感を感じている介護人は多いです。介護しているひとは、一生懸命親の面倒をみているひとが多いから、自由な時間ができても親のことが心配になってしまったりするものです。
私の場合、親が病院に入ってようやく少し息をつけた感じです。元々ショートステイが使えなかったので、この8年位自分の入院以外一切出かけたことはありません。ほんとうに息が詰まる日々でした。
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