退院後の弱った老人には小規模多機能型居宅介護施設

ケアマネージャー

退院後の弱った老人をまとめてケアしてもらえるのが小規模多機能型居宅介護施設です。小規模多機能型居宅介護を提供する介護福祉施設は、自宅からの「通い」「訪問」「泊まり」等のサービスを、同じスタッフが提供します。
この地域密着型の小規模施設にはケアマネージャーもいて、その人が居宅サービス計画を作ります。それぞれの介護事業所がばらばらにサービスを提供するわけでないので安心して預けられます。また看護小規模多機能居宅介護施設もあるそうです。

今のケアマネジャーから手は離れるので、なかなか本人から紹介してもらえないと思いますが、知っていたなら母をお願いしたのにと思っています。
通っていた透析クリニックからはショートステイに送迎してくれますので、退院後一つのところで様子をみてもらえたわけです。
そうすれば、デイサービスで何時間も座らせられて母が体力を消耗することもなかったと悔いるばかりです。

実際は二代目ケアマネージャーが入浴用として計画したデイサービス施設にきちんと母の状況を伝えなかったため、車いすに7時間以上座ることになってしまいました。母は一回に30分しか車椅子に乗れませんでした。病院の送迎をしてもらうために、そこまで一生懸命車いすに乗る訓練をしてもらって自宅に帰ってきたばかりだったのです。そんなに長く車椅子に座っていられる体力はありませんでした。

ケアマネージャーは、病院に来てリハビリの様子もみていたのでそのことを知っていました。本来ならデイサービスにその旨申し伝えるべきところですが、紙に入浴目的と書いただけで渡したため、母を途中で休めさせてもらえませんでした。その結果、帰ってきたときは意識はありましたが、車いすからずり落ちそうな位弱っていました。翌朝は吐き、それから一週間くらいで意識障害に陥りました。
母には申し訳なく思っています。もう少し美味しいものを食べさせてあげたかったです。
同じような目に合う人が一人でもいなくなることを祈っています。

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