sick old woman

透析患者の末期の母

療養型の病院に母を入れて3か月ほど。今まで10年間介護の精神的疲れも取れてきました。母に続き自分の乳ガンが分かってからの今までの10年、酷い経験をしました。ここには書けませんが、あの老人がいなければお金も失わなかったですし、疲れているのに母の買い物に車で出かけ、ブレーキとアクセルを踏み間違え仕方なくガードレールに車をぶつけることもなかったです。若さも失いました。

今の母の病院はとてもいい病院で、コロナ下でもコロナに掛かった関係者がでない限りは、ほんの少しだけ入所者に面会ができます。
週一で母に会いに行くと、相変わらず愚痴ばかりで「いつ退院できるの?」「あんたのご飯はもう食べれないから」などとこちらが困ることばかりいいます。
先日は「安部さんみたいに死ねればいいのに」ときました。誰が病気の老人狙いに来るでしょう?ちょっと笑ってしまいました。

死にたい死にたいとずっと言いながら、心臓の弁の置換手術を受けましたから、本当は母は家に帰りたいだけなんだと思います。
現実問題、透析患者なので週3回病院に通わなければならず、母のように車いすにずっと座って待っていられない状態だと送迎車で病院に通うのは無理なんです。
日によって体調も上下するので、私一人が介護して家で過ごすのは不可能です。

そうは言ってもお金の心配をしてくれて「お金がないなら家を担保にしてお金借りて」など言われると、全面的に嫌いになれないところが苦しいところです。
今は少し株で稼いだお金でなんとか暮らせています。
自営業、復活に力を尽くします。

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