ケアマネージャー

「大切にされる」ことの大切さ

「大切にされる」って、たとえちょっとしたことでも弱っているときには生きる力になります。
声をかけて相手の様子を聞いてみる、それだけでも元気のないときはありがたいものです。
私は過去に手術を3回していて、その上昨年、腕を折ってプレートを入れる手術をしたのですが、そのとき大切にされることが目にみえない励ましなのだなと再確認しました。
整形外科の先生がとても優しくて、手首の傷も本当に綺麗に縫ってくれました。皮膚が蛇腹状に折り込んであって傷が引っ張られないようにしてありました。形成外科ではなく、整形外科の先生なので綺麗に縫う必要はないのですが、目立たない傷口にしてくれたのがとても嬉しかったです。

乳がんを全摘をした患者がすぐに折れ曲がってしまうような詰め物を入れられて、それでいいでしょうと医者に言われ、その方ががっくりきている話を読んだことがあります。患者からすれば、見た目ももちろん綺麗にしてもらいたいですが、同時に自分が医者から大切にされてないなぁとわかってしまうのが、悲しいんだと私は想像します。誰だって病気やケガで弱っているときは特に大切にされたいものです。

誰かを大切に扱うというのは人間の尊厳にかかわることだと私は考えています。
たとえ末期になろうと人間は人間です。

今振り返ってみて、意識障害で倒れた母のことを「あーんなになっちゃって、もう末期じゃないですか。」と見下した口を利いて、自分の仕事はもうおしまいだと強い調子で会話を終わりにしたケアマネージャーは介護の仕事をする資格はないです。私からみれば失格です。
元々母が急激に弱った原因は、ケアマネージャーにも落ち度があるんです。デイサービスには入浴に行ったはずなのに、7時間も車いすに乗っていたせいです。デイサービスにきちんと車いすに一回30分しか乗れない話をしていれば、あれほど弱りはしませんでした。人を大切にしないケアマネージャーだからそんなことをするんです。
人を大切にできないケアマネージャーの方には退場してもらいたいです。

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