介護タイム

要介護4~5透析患者再入院

長いリハビリ病院での療養の後、ようやく帰宅してきた介護老人。
入院先では、右手が震えるために食事に時間が掛かり、本人が疲れてしまい、その結果食事を沢山残すという悪いループができていたようだ。
お寿司が食べたいというから、買ってきて、ナイフで半分に切って、口にいれてあげると、それはそれは美味しいそうな顔をした。
久しぶりの娑婆のご飯だからこっちもいろいろ食べさせた。その後、便意を催し、私に「痛い、痛いよ。〇✖ちゃん、助けて」と言われたので、
おむつ処理しようとしたが、結局本人にせがまれて指をつっこんで摘弁してしまった。まったくやり方もしらず、ビニール手袋だけで、適当にやったが、この日はうまくいった。

次の日もまたお寿司を食べたいというので、煮物とお寿司を夕食に出した。
その後は前日と同じ流れになった。今回は途中で血が見えてあれっと思った。
自分の部屋に戻り、母にブザーで呼ばれて、「また出た」と言われたのでおむつを外したら、なんと大出血だった。
止まらない尋常でない血の量に青ざめ、訪問看護の電話を鳴らしたが出なかったため、#7119に電話して聞いてみた。
生憎看護師がすべて電話中だったので、電話主がドクターに聞いてくださった。病院へ行けとのことであった。
夜だったため、救急車を呼んで、元の病院に行った。

その結果、私の摘弁のやり方が悪く組織を傷つけたために、大出血したことが分かった。そして傷の部分にクリップを取り付け止血する手術をした。
なんとも母には申し訳なく、言葉もなかった。
その後出血もなくなり、体調も回復したため、4日後に退院した。それからは透析病院に通っている。透析17年目の86歳。

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